
ジビエの世界へようこそ!!
「ジビエ? なんですか、それ」
———こんな会話が交わされたのは6年ほど前のことです。今では「ジビエ(gibier)」が野生鳥獣を意味するフランス語であることは広く知られるようになりました。
日本でも大昔からシカ肉ステーキ(石焼き)はご馳走でしたし、イノシシやウサギの肉なども美味しく食べられていました。
近代になり、ウシやブタなどの家畜が普及するようになると、野生鳥獣はほとんどかえりみられなくなり、それとともにシカやイノシシの異常増殖と農林被害が問題となりました。
十数年前、ついに捕獲大作戦が開始されました。ただしかし、ひたすら獲りまくり、棄てるだけというのが現実の姿でした。
フランスを見ならって美味しく食べる工夫をしようという機運が生れたのは十年ほど前のことです。
「ジビエは硬くてクサい」という先入観念も薄れてきました。そのうえ家畜にはない栄養素が豊富なことが知られるようになりました。なによりも、先祖返りのような、野性の味覚への目覚めが大きく時代を画したのです。こうして「ジビエの時代」が到来しました。
知恵くらべの狩猟、みんなで楽しむ料理、やりがいに満ちた地域おこし活動、チャンス到来の数々のビジネス・・・。
ジビエの世界へようこそ!!
〔経過〕
2011年、四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)に設けられた「イノシシグルメ部会」が2013年4月、「四国ジビエ連携(四G連)」として独立しました。川上(捕獲)から川下(観光)までを一貫した産業(ジビエ産業)とし、これを推進することによって四国を「ジビエ王国」にしようと有志が知恵を出し合う任意団体です。現在、四国4県から選ばれた2~4人の理事で構成されています。
2015年1月、四G連の実働組織として設立されたのが
「四国ジビエ株式会社(四G社)」です。
〔使命〕
「四国ジビエグループ」の使命は以下のとおりです。
(1) ジビエ食文化を創出する。
(2) 自然との共生と持続性のある地域おこしを支援する。
(3) 地域や分野の連携を促し効率性を高める。
(1)ジビエに関する啓発活動および研修を企画し運営する。
(2)ジビエ事業に関わるコンサルティングを請ける。
(3)ジビエに関わる商品を紹介、斡旋する。
〔業務〕

飲食店など
・
消費者
加工事業者

若手狩猟者
など
獣肉処理施設
■会社概要
社名 四国ジビエ株式会社
所在地 〒799-2430 松山市北条辻810-27-302
電話 089-992-9951
FAX 089-992-9953
E-mail
代表取締役社長 奥山忠政
取締役 山下翔太
取締役 矢野大地
事業内容 各種関連コンサルティング
(食肉加工施設建設・運営、卸販捕獲技術指導、加工品開発支援、他)
取引実績 大和屋本店、他、
四国、関西、関東のレストランなど多数